2011年7月13日水曜日

シェアハウスノススメ -不動産屋運営or個人運営の違い編-

前回のブログでも書いたとおり今シェアハウスに住んでいます。

私の周りにはシェアハウスに住んでいる友達はけっこう多いのだけど、 一般的にはまだ全然広がっていない暮らし方だと思うので、 シェアハウスについてざっくり書こうと思う。

タイトルの通り、シェアハウスには大きく分けて2通りある。 それが、不動産屋運営と個人運営のシェアハウスだ。 不動産屋はその名の通り、不動産屋がシェアハウスとして物件を運営し、 収支管理や住居人探しなどもそちらでやってくれる。 NPOとかがやっているところもあるみたい。 反対に個人運営のシェアハウスは物件探しから、収支管理、住居人探し などは自分たちが行わなければならない。

それぞれの利点・欠点を分けて書いてみたいと思う。 ただし、私は個人運営のシェアハウスには住んだことがないので、 そちらの話に関しては伝聞とそういうシェアハウスに住んでいる友達を見ていて思ったことになる。
以下はあくまで個人的な考えです!ご了承を。

<不動産屋運営>
◆利点
・不動産屋が物件探しから住居人探し、収支管理してくれるからとにかく楽。 その上、誰か住居人が出た後、借り手が見つからなくても、住居人がその家賃分を負担する必要はない。 ・初期費用が安い(大体の物件は仲介手数料などかからず、デポジットといわれる預かり金10万円未満程度) ので、引っ越ししやすい ・多くの不動産屋経営シェアハウスでは、家具や家電、キッチン用品などが既に準備されているので、 こちらも購入する費用を節約することができる。 ・そこそこの値段の不動産屋経営シェアハウスに住めば、同額で一人暮らしするよりも高い生活レベルで 暮らせる家に住めることが多い。(キッチン、お風呂が広い、リビング、乾燥機があるなど)
◆欠点
・不動産屋はとりあえず、入居者が入ればそれでいいいので、どんな入居者が住むかわからない。 (ただし、立地や値段、建物の雰囲気などである程度は限定されるかも。 私が今住んでいるシェアハウスも8人中7人がスマフォユーザーで8人中7人が海外居住経験があるという、 大分一般的でなさそうな属性の人達) ・入居者がわからない以上、気が合わなかった場合は即引っ越しなんてこともあると思う。 (うちのシェアハウスは幸いいい人ばかりなのでよかったのだけど、 やはりシェアハウスをしようと思った動機は本当に人それぞれなので、それはけっこう大きい) ・不動産屋経営なので、自由度は低い。ちゃんと管理されていて、おしゃれで値段もそこそこみたいな シェアハウスは大体友人の宿泊は禁止。

<個人運営>
◆利点
・どんな人とどんな風に、どこで暮らしたいかを実現することができる。 (ただ楽しく暮らしたい!だけではない理由でシェアハウスしたい人にはこれかなり重要だと思う) ・コンセプトを決めて、イベントを実施するなど、自分たちでシェアハウスを運営していく面白さがある。 まれびとというシェアハウスはどのへん非常にうまく、面白く運営されている。 面白い人達が集うプラットフォームになれる可能性を持っているのが個人運営シェアハウスだと思う。 ・自由度はかなり高い。
◆欠点
・物件探しが超大変。ほんとに大変。こんな若者が複数で住むってなったら大家さん、管理会社どちらも なかなか了承をくれないのです。 ・初期費用などを全部自分たちで負担しなければならないのでお金が必要。 ・入居者が抜け、誰かが入らなかった場合、足りない家賃を自分たちで補てんしなければならない。 ・自由度が高い分、お金やものなどルーズになりがち。このへんの許容レベルが同じぐらいの人と住まないときついんじゃなかろうか。
利点欠点とまあざっくり書いちゃったのですが、 そうでしょうか。 恐らく人によってのやりたいこと、経済的余裕などでどちらを選ぶかが変わってくるでしょう。
ただし、シェアハウスはやはり一人暮らしの時よりも、 一人の時間は確実に減ると思います。 しかし、それを凌駕するぐらいにお互いに相乗効果をもたらすことができ、 同時に毎日楽しく過ごすことのできる場所を作ることもできます。 そのためにはスペックだけではシェアハウスは決めないほうがいいのでは、 と個人的には思ったりします。
もうじきロンチされる、シェアハウスマッチングサービス『colish』に こんな言葉が書いてました。 いい言葉だったのでちょっと引用します。
これまでのシェアハウス=「どこに、いくらで住むか」
これからはシェアライフ=「だれと、どんなふうに住むか」

楽しいシェア生活を!

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